うつ病は自分にとって遠い存在ではありません
いきなり暗い話で申し訳ございません。
最初に言います。
うつ病とは、自分にとって関係ないものではありません。
すぐ隣にいるものです。
まさか自分が鬱になるなんて考えてもおりませんでした。
うつ病との出会いから発症完治までこのブログでは書いていきます。
鬱で苦しむ方やその方を支える家族様にとって、有意義なものになればいいなと思います。
私も過去のうつ病を発症し、完治までに5年かかりました。
当時結婚していた妻とも、それが原因で離婚をしてしまいました。
(今は客観的に当時を見ることができ、本当に妻にも申し訳ないことをしたと思っています。)
今回は、簡単な概略として、以下を記載紹介します。
①なぜ発症したのか?
端的に、仕事、住まい、を一度に変えたことによる影響です。
具体的には、今後のブログで公開しますが、
仕事の職種もかえ、縁もゆかりもない場所に転居したことにより、
ストレスを一度に過度に体に与えてしまいました。
・自然と涙が出る
・過去の自分を責め続ける
・大丈夫が口癖
・ため込んでしまう
こんな症状が続いていたことから、やむを得ず精神科に通うことにしました。
②治すためにしたことは?
治すためにいろいろ経験をしてきました。
たとえば、
カウンセリングを60万円をかけて大阪まで月1で通ったり、
お寺に心のよりどころを求めて参拝したり
やや弱めとはいえ、毎日精神安定剤を飲んでいたり、
すごく治すまでに時間がかかったんです。
薬に関しては、手放すまでにも時間がすごくかかりました。
離婚してからしばらくは一人で薬と向き合う中で、途中、支えになってくれた方
(のちにこの方と再婚)の献身的なフォローで、今は断ち切ることに成功しました
④家族の皆様へ伝えたいこと
私の経験を通じて、うつ病を支える家族の方にも伝えたいです。
本人の言うことを否定せずに、話を聞いてあげてください。
私は、地方に行き、ある意味で四面楚歌になった環境で、
頼れるのは、自分を育ててくれた母、父の存在でした。
「つらいなら帰っておいで」と言ってくれたとき、
涙が止まりませんでした。
⑤鬱で悩んでいる方へ
自分にまっすぐな方だと思います。
正義感が人一倍強くて、こうあるべきと思っている方なんだと思います。
誰よりも優しく、誰よりも自分に厳しい方だと思います。
ただ、あまり自分を責めないで。
逃げる選択肢があってもいいと思うんです。
当時の自分はそんなこと許してもらえないと言い聞かせていました。
そうではないんです。心をいやす時間は必要です。
ほんとにしんどい時は、
当時住んでいた家のまえが線路だったので、「いっそ楽になりたいな」と
本気で悩むこともありましたが、
「あんたが死んだら、おかんはもう生きていかれん」と
母が泣きながら言ってくれました
自分なんて生きててもと思っていたなかで、存在意義を知ることになり、
おもいとどまることができました。
このブログでは、
長いうつ病から脱却し、転職を通じていま「幸せ」を手に入れた経験などを書いてまいります。良かったら見ていってください。