民間から公務員への転身
民間から公務員になることは難しいと思っていませんか?
働きながら勉強し、公務員へ転身するなんて難しいと思っていませんか?
ただ言います。公務員へ転身することは、
結論、可能です。
理由としては、3つあります。
具体的には、
①民間からの声を聴くべく、社会人経験者を採用する全国市町村が多くあること
②年齢制限が緩和されつつあること
③大卒に比べて、試験内容が教養だけとするものが多く、負担にならないこと
参考として、以下をみていただけるとわかりやすいと思います。
ここでは、民間から公務員へ転身した私の経験を紹介します。
私が勉強を始めたのは、1月からです。
勉強を始めるまえに、私がしたことは、試験情報を見ること。
具体的には、以下の通りです。
①試験はいつ実施されるのか
②試験の内容は何か?
③試験内容の傾向はどうか?
①は、先ほど参考として、紹介したサイトを見ていました。
全国の試験開催情報が載っており、受験したい試験がいくつかある場合、とてもわかりやすかったです。
②試験内容は前述したとおり、基本的には、教養のみになりますが、
試験によっては論文試験などが課されることがあり、事前の対策が必要になることもあります。受験したい試験にそれがないかを確認していました。
③こちら、具体的に言うと、教養の点数配分、過去の試験情報からどの部分が出やすく、反対にあまり出にくい分野はどこなのかについて分析しました。
→◎私が思うに、ここが一番大事だと思います。
教養試験の中で、一番大事なのは、まさに数的推理と判断推理です。
教養全40問あるとして、その半分が数的推理と判断推理であることが多いです。
では、教養試験を突破するために、私がしたことを紹介します。
◎1日の具体的なスケジュール
朝:会社へ行く前に数的推理を5問解く
→数的推理はとても苦手でした。公式があるので、徹底的に頭に叩き込みます。
※中学受験した方は得意な傾向があるようです。
昼:昼食をすぐに済ませ、昼休みに判断推理を5問解く
→受験すると決めてからは、お昼も徹底的に勉強にあてました。
夜:社会科学、自然科学、人文科学を日ごとに回して毎日過去問10問解く
→こちらは、出題範囲がとても多いです。
なので、教科書を読むなどはせずに直接過去問で傾向をつかみました。
また、苦手な分野は捨て門として切り捨てていました。
こちらは賛否はあると思いますが、どうしても苦手な数学や物理は捨てて、
その時間は得意とする人文や社会科学にあてるようにしていました。
上記を土日は除き平日はどんなにきつくても回していたと思います。
注意していたことは、決めていた以上に問題は解かないことです。
具体的には、
今日は調子がいいから、ノルマ以上にする。
今日はしんどいから明日に回す。
このようなことはしないよう気を付けました。
調子を一定にするためにも、毎日同じだけをただ繰り返すことの意味があります。
人間は甘えるための理由を作りたがります。
それをしないためにも、ペースは一定にしていました。
試験が8月9月に控えておりましたが、
上記をただ繰り返すことに専念し、試験を無事に突破することに成功しました。
ちなみに私は独学でしたが、お金に余裕がある方は予備校に通う選択肢もありだと思います。
試験の多くは4月から9月までに実施されることが多いです。
公務員になろうと思っている方がいれば、早めの選択が必要だと思います。
具体的な試験や対策については、今後のブログで書いていこうと思います。
うつ病に対して家族ができること
うつ病って自分には関係ないとどこかでそう思っていませんか?
自分がならなくとも、身近の方がうつ病になる可能性だってあるんです。
自分以外の親族がうつ病になってしまったとき、どう接したらいいかわからない方へ
今日のブログでは上記のような境遇に置かれた向けに書いていきたいと思います。
①うつ病の症状
まず改めてですが、うつ病は発症した本人、正直つらいです。
気分が落ち込んだり、憂鬱な気持ちになったり、やる気低迷などの症状が見られます。私も発症したときはそうだったように思います。
横になっているだけに見えても、上記のような症状が原因になり、動きたくてもそうならない。それがうつ病です。
これは甘えや怠けでもありません。
私も人生の底を見た人間の一人です。
もうもとには戻れないのではないかという不安がいつもそこにありました。
うつ病を発症した本人が一番つらいんです。そこを家族には理解して、治療をサポートしてほしいと思います。
②うつへの理解と協力
うつ病を治療する上では、「休養」が何より大事だと思います。原因は様々ですが、ストレスからできるだけ離れて休養するには、家族や周囲の理解協力が欠かせません。
本人ができるだけ早くつらい状況から回復するためにも、安心して治療に取り組める環境づくりに協力してほしいです。
この病気と向き合い、私も長い間治療に時間を要してしまいました。
しかし、いつでもそばにいてくれたのは、必ず治ると信じてくれた家族の力だったと思っています。
うつ病は再発しやすい病気の一つだと思います。しかし、薬物治療を継続することで再発の可能性をできるだけ下げることができるといわれています。
良くなったから、薬を飲むのを自分の判断でやめるのでなく、終了時期は主治医と相談して決めてほしいです。
私は最初、自分で薬を飲んでいたのですが、自分の体調次第で飲む飲まないをしてしまうことがありました。
そこから、薬の管理は、今の妻にしてもらうことで、自分の体調次第でということはなくなりました。
家族の方には、可能な限り、薬の管理にもご協力いただきたいです。
うつ病を発症するまで
現代日本において、うつ病は、今や100人に6人発症する病気です。
これを多いとみるか少ないとみるかは、人それぞれですが、
いち経験者として、まだまだ浸透していないなと思うときがあります。
具体的には、うつになる人は心が弱い。気分のコントロールができていない。
メンタルが弱いなどいう人がいるのも事実です。
ですが、私はそうは思いません。
必死にこらえて、耐えてきたけど、心の限界を迎えてしまった結果が、
うつ病なんだと思っています。
私の場合は、様々な要因があるにしても端的にいえば、
環境を一度に変えてしまったことが原因だと思っています。
東京で二人暮らしをしていました。私も当時の妻もともに地方出身者です。
こどもが生まれることがわかり、関東での子育ては2人でやっていけるのかとかなり悩みました。
様々な選択肢を考慮した結果、妻が子育てをしやすいように、
妻の実家近くで公務員へ転身しました。自分のこれまでのキャリアを捨てての選択でしたが、妻やこどものためになるならと思ってそちらの道へいきました。
転居してから、1か月ほどで子供が無事にうまれました。
このときから、自分の異変に感じつつありましたが、気のせいということでごまかしていたんです。
そこからしばらくしてから、過去のキャリアを捨ててしまったことを強く強く後悔しました。なんで?どうして?と自分を責め続けました。
寝る前になると、マイナスのことを考えてしまい、寝れなくなった、すなわち不眠症をここで発症してしまいます。
朝もつらい。仕事にも行きたくない。体調を崩す。
今まで楽しくしていた趣味も面白くない。子供が可愛くない。
こんなことを繰り返していました。
だけど、自分のなかでは、心配をかけてはだめと言い聞かせて、
仮に誰かに体調を心配されても、「大丈夫」と答え続けていました。
しかし、こんなことをしていても、長続きはしませんでした。
決定的になったのは、何もしていないのに、涙が止まらなかったこと。
これをみて驚いた妻が、精神科に一緒に行くから見てもらってと言ってくれたんです。
このときの妻には本当に感謝しています。
診断を受けて、初めて自分がうつ病になっているということを知るに至ります。
うつ病は精神力でどうこう言えるものではないと思う理由は上記の経験からです。
私の場合は、結論、休職という選択はとらず投薬しながら、仕事はしていましたが、
しんどいときは、会社のことはおいておいて、休むのもありだと思います。
会社は自分に何かあったときに、守ってくれますか?
いえ、守ってくれないんです。
そのときに守ってくれるものは、身近にいる家族です。
自分の体がなにより第一。そう思っています。
うつ病は自分にとって遠い存在ではありません
いきなり暗い話で申し訳ございません。
最初に言います。
うつ病とは、自分にとって関係ないものではありません。
すぐ隣にいるものです。
まさか自分が鬱になるなんて考えてもおりませんでした。
うつ病との出会いから発症完治までこのブログでは書いていきます。
鬱で苦しむ方やその方を支える家族様にとって、有意義なものになればいいなと思います。
私も過去のうつ病を発症し、完治までに5年かかりました。
当時結婚していた妻とも、それが原因で離婚をしてしまいました。
(今は客観的に当時を見ることができ、本当に妻にも申し訳ないことをしたと思っています。)
今回は、簡単な概略として、以下を記載紹介します。
①なぜ発症したのか?
端的に、仕事、住まい、を一度に変えたことによる影響です。
具体的には、今後のブログで公開しますが、
仕事の職種もかえ、縁もゆかりもない場所に転居したことにより、
ストレスを一度に過度に体に与えてしまいました。
・自然と涙が出る
・過去の自分を責め続ける
・大丈夫が口癖
・ため込んでしまう
こんな症状が続いていたことから、やむを得ず精神科に通うことにしました。
②治すためにしたことは?
治すためにいろいろ経験をしてきました。
たとえば、
カウンセリングを60万円をかけて大阪まで月1で通ったり、
お寺に心のよりどころを求めて参拝したり
やや弱めとはいえ、毎日精神安定剤を飲んでいたり、
すごく治すまでに時間がかかったんです。
薬に関しては、手放すまでにも時間がすごくかかりました。
離婚してからしばらくは一人で薬と向き合う中で、途中、支えになってくれた方
(のちにこの方と再婚)の献身的なフォローで、今は断ち切ることに成功しました
④家族の皆様へ伝えたいこと
私の経験を通じて、うつ病を支える家族の方にも伝えたいです。
本人の言うことを否定せずに、話を聞いてあげてください。
私は、地方に行き、ある意味で四面楚歌になった環境で、
頼れるのは、自分を育ててくれた母、父の存在でした。
「つらいなら帰っておいで」と言ってくれたとき、
涙が止まりませんでした。
⑤鬱で悩んでいる方へ
自分にまっすぐな方だと思います。
正義感が人一倍強くて、こうあるべきと思っている方なんだと思います。
誰よりも優しく、誰よりも自分に厳しい方だと思います。
ただ、あまり自分を責めないで。
逃げる選択肢があってもいいと思うんです。
当時の自分はそんなこと許してもらえないと言い聞かせていました。
そうではないんです。心をいやす時間は必要です。
ほんとにしんどい時は、
当時住んでいた家のまえが線路だったので、「いっそ楽になりたいな」と
本気で悩むこともありましたが、
「あんたが死んだら、おかんはもう生きていかれん」と
母が泣きながら言ってくれました
自分なんて生きててもと思っていたなかで、存在意義を知ることになり、
おもいとどまることができました。
このブログでは、
長いうつ病から脱却し、転職を通じていま「幸せ」を手に入れた経験などを書いてまいります。良かったら見ていってください。